シニアの優しい暮らしを考え始めた理由

食と健康

七〇歳近くなり、どのようにこれから生活して行くべきかを考えた時に、「優しい暮らし」と言う言葉が浮かびました。その最初のきっかけは長女の健康診断でした。

数年前、2年続けて血小板が少ないと言う診断結果が出て、要再検査となりました。結果は問題なしと言うことでしたが、長女がネット等で調べると食品添加物の摂取が原因のひとつだと分かりました。それから食事の無添加生活が始まりました。

私は、約30年前から食品に限らず添加物については関心を持っていました。そのころ、腰や膝の裏、肘の裏側などの湿疹に悩まされていました。汗をかいたり、風呂に入って体が温まると痒くてたまりませんでした。ちょうど、そこで新聞に連載されていたエッセイを読みました。それはシャボン石鹸の創業者の森田社長の書いたものでした。

無添加石鹼を販売しだしたのはなぜかと言うことについてでした。それは私と同じく湿疹に悩まされたことがきっかけだったと言うのです。つまり洗濯石鹸に使われている有害物質が洗濯したときに衣服に付着し、汗をかくとそれが溶け出し皮膚から吸収されるときに免疫反応として湿疹ができると言うことでした。

無添加生活を始める前に、妻が統合失調症になり、家事が出来なくなったため、私が主に長女の弁当と家族3人の夕飯を作っていましそのころはまだ定年前で、北九州から福岡まで往復4時間かけて通勤していたのでいろいろ大変な時期でした。その後、コロナ禍が始まり、北九州サテライトオフィスができたことで通期時間は半分になりました。

そして、65歳で定年を迎え、退社ししばらく派遣で働いていましたが腰を痛めてその仕事は止めて、何とか妻と二人の年金で生活できるようにやりくりが出来るようになりなした。

そこから、余裕が出来たので、食生活を研究して、マヨネーズ、ポン酢なども自作し、ほとんど市販の加工食品は食べなくなりました。

このような経緯で食と健康を考え始めました。そして、さらに進歩した考え方が、「シニアの優しい暮らし」ということです。食生活はすぐに結果は出ません。シニアだけでなく、若いうちから食と健康を考えることにより、20年、30年後の健康に影響を与えます。しかし私もそうであったように、働きながらこれを考え、取り組むことは大変なことです。それでも少しでもこのようなことを知っていただきたいと思いこのブログを始めました。

これからも私の経験から学んことだを発信していきますのでよろしくお願いいたします。

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